【世界限定399台のみ!】フェラーリだけは天井知らず…低走行距離のエンツォ・フェラーリが遂に約4億円にて販売中!ピニンファリーナ新型バッティスタがモントレーカーウィークにてデビューへ!

遂にエンツォ・フェラーリまでもラ・フェラーリ並みに高騰してきたか…

フェラーリが世界限定349台+50台のみ販売したノンハイブリッドスペチアーレモデルとなるエンツォ・フェラーリ(Ferrari Enzo Ferrari)が、中古車市場にて販売されています。

エンツォ・フェラーリは、ラ・フェラーリ(LaFerrari)の先代となるトップオブモデルで、2002年~2004年のみ製造され、パワートレインは排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力660ps/最大トルク657Nmを発揮。

車体重量としては1,365kgと国産コンパクトカー並み(乾燥重量は1,255kg)の軽さで、車体サイズは4,702mm×全幅2,035mm×全高1,147mmととにかくワイド&ロー。

そしてデザインは、当時ピニンファリーナに在籍していた日本人カーデザイナーのKen Okuyamaこと奥山清行 氏が担当し、着想を得たのはガンダム、そしてデザインの作成時間は僅か15分ほどと言われています。


今回販売されているエンツォ・フェラーリは新品同様の程度極上!

唯一の日本人がデザインしたモデルであり、そして僅か15分にてデザインされたエンツォ・フェラーリですが、今回中古車市場にて販売されているのは2003年式のロッソ・スクーデリアにペイントされた個体で、走行距離は僅か568km、そしてその販売価格は驚異の約4.2億円とのこと。

これまで新車価格 約7,850万円の2倍となる約1.5億円ほどにて取引され、その後更に価値が高騰し約3億円にまで跳ね上がったこともありましたが、まさかラ・フェラーリ並みの価値を持つ約4億円にまで高騰するとは…

フェラーリの内燃機関モデルは、今後まだまだその価値を高めそうだ

フェラーリは今後、SF90ストラダーレ(SF90 Stradale)や296GTBなどをきっかけに、プラグインハイブリッドやピュアEVの開発・市販化を予定していますが、こうしたEVモデルが主流となる一方で内燃機関モデルが続々と高騰していくことを考えると、エンツォ・フェラーリの約4.2億円という価格帯はある意味妥当だと思われ、今後更にその価値を伸ばしていくのではないかと考えられます。

ちなみにエンツォ・フェラーリのスタイリングは、後のラ・フェラーリにもつなげるようなエクストリームさがあり、F1技術からヒントを得たアクティブエアロやトラクションコントロールなどのコンポーネントを追加。

今回の仕様はミハエル・シューマッハ氏や教皇フランソワ2世も所有した特別な一台

そしてロッソ・スクーデリアと呼ばれる特別なカラーに加え、内装の美しいレッドの本革シートの組み合わせも珍しく、今回アメリカにて販売されている個体も、僅か複数台しか存在しない内の一台ともいわれています。

ちなみにこの組み合わせを所有している人物といえば、当時はミハエル・シューマッハ氏やジャン・トッド氏、そして教皇フランソワ2世と大物ばかり。

これだけの大物が所有する仕様と同じと言うのも驚きですが、今後更にプレミア価値が付いてもおかしくないエンツォ・フェラーリを売却してしまったのも驚き。

どのような理由で中古車市場にて登場したのか、オーナーはどういった人物で、どういった理由で売却することになったのか、そういった背景も非常に気になるところです。

2021年8月12日より開催のモントレー・カーウィーク2021に、ピニンファリーナ・バッティスタが登場!実はまだ開発は完了していない?気になる続きは以下の次のページにてチェック!